マーニー

1964年/カラー/原作ウィンストン・グレアム/脚本ジェイ・プレッスン・アレン/出演ティッピ・ヘドレン、ショーン・コネリー、ダイアン・ベイカー

マーニー – 解説

ウインストン・グラハムの原作をジェイ・プレッソン・アレンが脚色、「鳥」のアルフレッド・ヒッチコックが製作・演出したミステリー・ドラマ。撮影はロバート・バークス、音楽はバーナード・ハーマンが担当した。出演は「鳥」のティッピー・ヘドレン、「わらの女」のショーン・コネリー、「逆転」のダイアン・ベーカーほかに、アラン・ネイピア、ルイーズ・ラサム、マーティン・ゲーベルなど。

マーニー – ストーリー

R社にマーニー(ティッピー・ヘドレン)と名のる女が求職に応募した。面接したマーク(ショーン・コネリー)は彼女が金庫泥棒であることを見破っていたが、彼女にひかれるまま、雇うことにした。やがて機会が訪れると、彼女は金庫から紙幣を盗み出し、いつものように遠い田舎の農場に逃げた。だが、事情を見抜いていたマークが駆けつけていた。彼は彼女の盗癖を彼女も意識しない隠れた原因だと考えていた。彼は衝動的に彼女と結婚しようと決意した。2人は新婚旅行に出かけたが、彼が花嫁を抱擁しようとすると、異常なおびえをみせて彼を避け、彼のどのような愛情の表現に対しても、身体を縮めてしりごみした。